「わが社の都合により」
「わが社の事情により」
どちらが聞こえが悪いだろうか
都合とは「何かをするときにほかの物事に影響を及ぼす事情」
事情とは「物事がある状態になった理由や原因」
事情があっての都合ということではあるのだろうが
「わが社の都合でそちらを先に」
「わが社の事情でそちらを先に」
聞こえが悪いのは「都合」とした方に感じる
優先順位が「わが社」と個人的には聞こえるから
実際は事情があっての都合ではあるのだが逆も然り
「そちらの都合でやるわけにいかない」
そう相手方に言われると
やはり聞こえは悪くなる印象だ
今に始まったことではないが
お互いを尊重できない取引ほどやりにくいものはない