相変わらずの消費税論
『貧乏人より金持ちの方が多く払っている
どちらが得か貧乏人やバカは理解できない』
という論者
社会保障に使われているということも言ってはいるが
実際は3%くらいしか使われていないとされている
それにしても
平等と公平を理解できていないことがよくわかる発言だ
消費税は払う金額が高い方が偉いすごいという感覚なのだろう
この消費税で払う金額は
高い買い物で支払う金額も
安い買い物で支払う金額も
金持ちだろうが貧乏だろうが一緒という本質を理解できていない
使える金額、手元に残る金額という概念が
全く抜け落ちている金持ち理論である
ザイム真理教になにか吹き込まれたのだろうか
消費税は富裕層だろうが貧困層だろうが平等に取ることになり
その金額がどうこうというものではない
彼らにとって
10万円持っている1万千円の千円の消費税と
1000万円持っている1万千円の千円の消費税は
同じ金額であり(それはそう)同等の価値である
という考え方なのだろう
お金の価値観は人によって様々であるが
事実としてのその価値は言わずもがなである
あげるべきは消費税で減税されてきた
現状の金持ちや貧困層から徴収する消費税ではない
この税制の不公平性を理解できていないといういい見本だと思う
政府やこの手の人たちが今まで主流派として
世の中が動いてきていることを考えると
それらが正しいことなのかどうなのか
それぞれの立場によって変わってくるのかもしれないが
お互い歩み寄ることは無理だという事はわかる