集団免疫のただ乗り問題と称し
ワクチン接種のリスクを背負ったものによって
集団免疫が作られ
ワクチン接種のリスクを背負わなかった者たちが
接種によって作られるであろう集団免疫にただ乗りすることになる
そういう持論を持つネット記事を見た
ワクチンにはリスクがあるというのは誰もが知るところだが
それによって集団免疫が出来きた場合
リスクを背負わなかった者たちがその恩恵を受けるのは
ただ乗りしているのではないのかということだが
この考え方は差別の根源であると思う
強硬なワクチン反対派に対してはそう思う事はわかるのだが
それ以外については差別につながる考えだろうと思っている
リスクに関しては同レベルのリスクではないのだろうか
ワクチンで重症化リスクを減らせることは知られている
ワクチンを打たないものにとってはそのリスクを背負うことになる
8割方症状が出ずと言われているだけに
ワクチンリスクを負わない選択をする人もいるだろうし
ワクチンによって感染自体は防げないと思っているので
拡大リスクに関しては大して変わらないとも思っている
リスクに関しては大なり小なり同様なのではないのだろうかとも思う
ワクチンを打つことによって
得られた免疫で優越感に浸っているだけの思考とも
思えてしまって優性思想の根源ではないのかとも思える
命に係わる重症化リスクの方が高いとは思うが
ワクチン接種で副反応によるリスクを取るか
ワクチン未接種で無症状・重症化リスクを取るか
その選択は己自身で決めて良いこと
『集団免疫にただ乗り』
という考えには同意できない
差別的な考えだと思わずにはいられない