gonosu’s blog

冴えない中年男の嘘も虚構もひっくるめてのストレス発散の場

傲慢さのなせる業 

これまでも原作のある著作物を実写ドラマ化やアニメ化するとなると

『原作レ〇プ』と言われる現象が起こるとされていた

今回の結果はまさにそれが最悪の形になって表れてしまったということかもしれない

その経緯はネットで見る限り製作者サイドの落ち度しかない様に思えた

原作をドラマ化するにあたり物語は完結されていないこともあり

原作に忠実にという条件を提示し

それをすべて了承したうえで脚本制作に入ったとされているが

その約束事はほぼすべて無視され手直しする手間を取られることになり

さらにいえば原作者が脚本に対して手直しすることが

その脚本家にとって屈辱であると非難めいたものを公共の場で吐露する

そして世の脚本家たちはそれに賛同する

原作者は原作通りにと言って許可を出しているにもかかわらず

脚本家はそれを邪魔者扱いをする

という構造のように自分からは見て取れる

どれもこれも奴らの傲慢さから来るものではないかと思ってしまう

原作者にとって作品は子供のようなものと形容されることもある

漫画家にとって登場するキャラは

勝手にセリフが出てくるようになると表現する人もいる

そんなキャラを脚本家たちは勝手に原作とは違うキャラ付けをし

セルフを言わせ物語の改変を行う

それが自分たちの仕事という事らしく

原作のアイデアだけ寄こせばあとは勝手に脚色するから

つべこべ言うなと言っているように聞こえる

さらに悪く言えば

彼らの業界ではそれが当たり前の世界でアイデアを搾取し

さらにそれが自分の創作物であるかのように振る舞うことが

自分らの仕事の流儀であると言っているようでもある

それらすべては彼らの傲慢さのなせる業なのだろう

全ては自分たちの方が優位で上の存在であり

搾取しているのではなく上納させてやっている

くらいに思ってるのではと思わずにはいられない

 

今回の事は残念でならない

謹んでご冥福をお祈り申し上げます