政府の言う『丁寧な説明』
これまで一度たりとも伝わったことがないのが
この国の現状であるが
日本国内では大人しいとされる国民性と
数の力でごり押しが出来てきたが
国際的にはそれが通じないということもわからなくなって
しまっているのだろうか
汚染水の処理水の海洋放出
当然のことながら国際問題になってしまっている
賛成派の意見もある
反対派の意見もある
賛成派は科学的に問題ないと言っている
原子力推進派のお墨付きであるとのこと
反対派はその根拠となる核種の数値をきちんと提示して欲しいという
賛成派はトリチウムというものを根拠とし
他の国との比較もして示している
反対派は他国は通常運転で出たものであり直接核デブリに触れていない
ものであるといい他にも数百種類の核種の数値を調査して
集積されていく可能性も視野に入れるべきという
賛成派は今を考え
反対派は未来を考える
未来は誰にも分らないが必要なデータを集積・分析して
予想や想定は出来ると思う
丁寧な説明とするならばすべてのデータを集めて提示すべきである
しかしながら
賛成派の意見はデータ不足で科学的根拠に乏しいとしか思えず
今の事しか考えていないと思われる
それも大事であることは言うまでもない
しかし誰もわからない未来の不安を払拭するためのデータの提示は
必要不可欠である
しかしそれは必要ないと調査すらしないのは
反対する根拠になると思うのだが賛成派にはそれがわからず
風評加害だのと訴えている
政府は丁寧な説明と言っているのだから
言われている全てのデータを取り提示するのが筋であり
それが反対派への不安の払拭に繋がると思うのだが
なぜそれを拒否しているのだろうか
